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見たよ!あの映画

ウラハイ = 裏「週刊俳句」 への原稿依頼をtenkiさんからいただいたのをきっかけにもう何年も前に自分のホームページ(当ブログの前身)に書いた記事をあれこれ読んでいた。
こんなこと書いていたんだと、懐かしく。恥ずかしながら、ちょっと紹介。
映画についてです。

見たよ!あの映画

映画を見るのはたいへんです。
暗い映画館の狭い椅子に座って同じ姿勢で長時間、トイレも行かずに集中しなくてはなりません。
ボリボリとポップコーンをほおばれば、隣の席の人があからさまに不快感を表します。
でも、映画に詳しいというだけで何だか文化人みたいです。
だからボクは映画好きな人と話をしている時、ぜーんぜん知らない映画の話題になると
「あー、あれね。あのカメラワークは斬新だよね。」などと雑誌の映画評に書いてあった記事を引用しながら、ついつい知ったかぶりをしてしまいます。
気になっていた映画、何となく見た映画、有名無名にかかわらず色々紹介して行きます。
映画好きな誰かと話をするときは負けずに言いましょう。
「見たよ!あの映画。」

ana
・その1 「はなればなれに」
監督 ジャン=リュック・ゴダール
主演 アンナ・カリーナ、クロード・ブラッスール、サミー・フレイ

以前、ボクが付き合っていた彼女は目が異常に大きく、顔全体とのバランスが少し変でした。
ボクは勝手に「アンナ・カリーナだって目が大きい。目だけはアンナ。」と自己暗示をかけるように自分に言い聞かせていました。(でもどちらかといえば松島とも子でした。)
アンナ・カリーナの顔は独特です。異常に大きい目、美人だけどどことなく暗くて冷たい印象があります。
この映画は、ゴダールのわりと初期の作品だそうですが、日本では最近公開されました。
アンナ・カリーナの「ちょっとタリナイお馬鹿さん」的な可愛らしさが男心をくすぐります。
ボクにはこういう女性がとても可愛らしく、愛おしく思えてしまいます。
クールでオシャレな映画ですがどこかドタバタ劇のようなコミカルなかわいらしさがあります。
主演の3人がパブらしき場所でソウル・ジャズに合わせてダンスを踊るシーンが印象的です。
※同じく、ゴダール監督作「女と男がいる舗道」の中でもアンナ・カリーナがジュークボックスから流れるラテン・ジャズに合わせて踊るシーンがありますが、ここでもやはりアンナのお馬鹿キュートぶりはタマリマセン。
映画を見た後、パルコに立ち寄って映画の中でクロード・ブラッスールが着ていたのと同じアーガイルのカーディガンを買いました。
カーディガンを買ったあと、すぐにトイレで着替えると、ボクは軽やかにダンスのステップを踏みながら家路を辿ったのでした。

('01.4.8)

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これ

tenkiさま

きゃー、カッコイイ。
youtubeってホントにすごい。
「女と男のいる舗道」のアレもあるのかなあ。
探してみよっと。

アンナ・カリーナ

 彼女は僕も好きです。というか、可愛い女性は誰でも好きなんですけど…。

 で、「女と男がいる舗道」だったかどうかよく覚えてません(ゴダールの映画には違いない)が、朝のカフェで眠そうな男が友達に「元気かい?」と声をかけられて「朝は10時までは元気が出ないんだ」と元気なく答え、その友達が「もう10時過ぎだぜ」と言うと「じゃあ元気だ」と、やはり元気なく答えるシーンがとても印象に残ってます。ジャン・ピエール・レオもエキセントリックないい演技してましたよね。

 ところで、「銀化」11月号では、拙句 <ここまでが蛇の尻尾と言ひ張れる> を取り上げていただき、有難うございました。今をときめく露結さんから「何でもないことに素朴な疑問を感じたり、言葉の本意を逆手に取ったりと、純粋ないたずらっ子の目を持った晩聖氏の句を読む度に、ああそうだった、俳句って遊びだったんだ、ということに改めて気づくのである。」なんて、ベタ褒めされると、「ああそうだった、俳句って遊びで良かったんだ」と、改めて気づかされ、なにか自分の俳句のあり方を肯定された気がして非常に励まされます(そういう露結さんの俳句にも遊び心が横溢してると思いますけど)。

 特に、このところ、虎の子を揃えていろいろな賞に応募してもまるで手ごたえ無し続きで、けっこうへこんでましたものですから…

 実は、角川俳句賞にも応募してたんですが…。

 さすがに露結さんみたいに2編は出せませんでしたけどね。

 しかしまあ、本当に喜んでいただける人がたとえ一人でもいていただければ、それが最も嬉しいことで、そのことに比べれば、賞なんてどうでもよいのですがネ。決して負け惜しみではなく、つくづくそう思います。特に露結さんの御評を頂戴して、その感を強く致しました。

 長くなりましたが、本当にどうも有難うございました。

晩聖さま

コメントありがとうございます。
アンナ・カリーナ、サイコーですね。
ゴダールの映画は簡単に人が死にます。しかも馬鹿馬鹿しく。
そのあたりが社会、あるいは人間の存在そのものに対する風刺になっているようで面白い。

今月の「詳しくはホームページに今朝の秋」、いいですね。
相変わらずよくもまあヌケヌケと、という感じで。

俳句に絶対評価というものはないのだから自分がいいと思うものを作って、それをいいと言ってくれる人がわずかでも居てくれたらそれでいいのでは、とも思います。が、貰えるものなら賞は欲しいし...。難しいところではあります。


コメント有難うございます。

それにしても YouTube は便利ですね。
しかもそれをブログに貼り付けられるなんて感動をいともたやすく共有できてしまうのでスゴイと思います。
便利な世の中になったものです。

今月号では

「月からは人見えずして終戦忌」

のスケールの大きなナンセンス、というかナンセンスなまでの広大な視野(もしも深い思いがあるのでしたら、そこまで読み取れずスミマセン)、

「秋の日といふオルガンの息づかひ」

のよく分からないが、何となく納得させられる微妙なニュアンス、が好きでした。

やまちあんさんのコメントの最後のフレーズには全く同感です。

アンナ・カリーナは

以前、週刊俳句の動画で特集しました。

「haiku mp(動画)倉庫」の下のほうに何本かあります。
http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/04/haiku-mp2.html

ゴダール映画は特別な存在。アンナ・カリーナも。

晩聖さま
空気のスースー抜ける感じを「オルガンの息づかひ」と言ってみたのですが、いまいちかも。
誰もがアッっと驚くようなエンターテイメント句を作りたい、といつも思っておりますが、ナカナカ。

tenkiさま
ありがとうございます。
本日の「ウラハイ」の記事、興味深く読みました。

オルガンの息づかひ

は、よく分かりましたが、
<秋の日といふ>とのつながりが分かりません。

分からないから良くないという訳では勿論ないのですが。

分からない(が、なんとなく分かるようなニュアンスがある)ゆえに面白い訳ですから。

晩聖さま

自分の句を解説するのも何だか虚しいですが、「春の日といふオルガンの息づかひ」と、「秋の日といふオルガンの息づかひ」ではだいぶ印象が違います。
「息づかひ」というビミョーな(多少エロ気のある)感じとオルガンに対する個人的なノスタルジーが「秋の日」を引き出したのでしょう。
それ以上のことは何もありません。まあ、自分ではもうひとつ、とは思っています。
「月からは」の句のナンセンスのほうが個人的には気に入ってるのですが、やや力みがあるのでしょうか。
句を作るときの力の入れ具合、難しいです。力み過ぎると独りよがりなるし、力を抜き過ぎると何を言いたいのか分からなくなる。
そのあたりの匙加減、晩聖さんは絶妙ですね。

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